カテゴリ:「健康な住いの設計集」より |
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2009年 05月 31日
威知義曜著 昭和31年発行の「最低価格で出来る 健康な住いの設計集」より
3案 4坪の家 ![]() 基礎・・・・・コンクリートブロック 屋根・・・・・亜鉛メッキ鉄板瓦棒葺ペンキ塗仕上 外装・・・・・ラスモルタル(淡青緑色)塗仕上 内装・・・・・天井、壁、ベニア(ラワン)板張り 水性ペンキ塗(ウオーム、グレー) 床板、ブナ縁甲板張、ステイン塗仕上 家族・・・・・夫婦 総工費・・・・96,000円 坪当たり・・・24,000円 設計監理料・・・9,600円
2009年 05月 24日
威知義曜著 昭和31年発行の「最低価格で出来る 健康な住いの設計集」より
間取り案を随時掲載させていただきたいと思います。 「1案」は3坪の小さな小さな住宅ですが、テレス(テラス)が空間に広がりと豊かさを 与えている住宅です。新婚さん向けだそうです。 1案 3坪の家 本案は新婚夫婦に贈る最小限価格の小住宅で、たとえ3帖間であつても、 明るく楽しい生活出来るよう考慮したもので、押入の一部及びタンス置場は空間を 立体的に活用したものである。 3帖間の硝子戸を開放することによつて、テレスは居間(3帖間)の延長として利用される。 すなわち、テレスは屋外の居室としても活用されるわけである。 ![]() 建築場所・・・都市郊外、計画住宅地帯 建築面積・・・3坪 家族・・・・・夫婦 構造・・・・・木造大壁式 屋根・・・・・亜鉛鍍平鉄板葺、ペンキ塗仕上 外装・・・・・色モルタル塗仕上 内装・・・・・床、ブナ縁甲板張、ステイン塗仕上 天井、壁、ベニア(ラワン)張り、水性ペンキ塗仕上 総工費・・・・69,000円 坪当たり・・・23,000円 設計監理料・・・6,900円
2009年 05月 14日
「住居の意義と目的について」のつづき
このように生活分化を表示すれば次のとおりである。 生理分化 ①休養・・・談笑、休息、睡眠 ②採食・・・貯蔵、炊事、調理、食事 ③育児・・・体育、療養、知育、徳育、情育 ④排泄・・・用便、手水 知能分化 ①労働・・・調理、炊事、洗濯、育児、裁縫、清掃 ②接客・・・社交、応接、饗応、宿泊 ③収蔵・・・収納、整理 ④入浴・・・入浴、洗面、手洗、化粧 ⑤娯楽・・・団欒、談笑、読書、遊戯、音楽、絵画、園芸等 ⑥教養・・・思索、勉強、研究、趣味、談話、集会等 このようにして、日々を明るく健康的な生活にするためには、 先ず第一に風雨を防ぎ、 寒暑をしのぎ、防塵と防虫および疫病予防等すべての防災を考慮した住居が必要であり、 また安息と熟睡のよつて家族全体の健康を保つようにしなければならない。
2009年 05月 13日
威知義曜著 昭和31年発行の「最低価格で出来る 健康な住いの設計集」
という本があります。古本屋さんで300円で買った本ですが、建物、とくに 住宅に関しての基礎的な文言が沢山書かれています。 あわせて、「3坪の家」から「30坪の家」まで163もの平面案が細やかな 説明文とともにおさめられており、とても勉強になる本です。 気になる文章や平面案を載せていこうと思います。 まずは、 「住居の意義と目的について」 昔は、住居を住むための機械、人間生活の容器、再生産の基地、あるいは科学的に計画 された保護環境であるといわれた。 ・・中略・・ 住居とは、屋根、壁、床などで囲まれた物理的空間ではあるが、ここに人間が住んで、 はじめて様々な生活活動が営まれる。そして人間の生活は、勤労生活と休養生活と 余暇生活の3つに分けられる。 休養によつて明日への活動力が貯えられ、余暇生活(娯楽、教養、慰安)によつて労働 の質と量を向上させることができる。 我々の生活を、生理学的に検討してみると、その本質的区分は休養、採食、育児、排泄 の4つとなる。 これが人間生活の本質であり、住居生活の生理分化といつている。 けれども、これだけでは人間も動物となんら異なるところはない。従つて人間らしい生活を 営むためには、もう少し程度の高い生活分化が必要であり、その本質的なものは労働、 接客、収蔵、入浴および教養などである。 これは前記の生理分化とは異なり、幾分進化した生活分化であり、これを知能分化といつている。 < 前のページ次のページ >
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